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はじめてのがっかい

  • 執筆者の写真: Taichi Mitsumoto
    Taichi Mitsumoto
  • 2021年3月28日
  • 読了時間: 2分

こんにちは。

先週、はじめて学会で発表しました。

学会に参加して学んだことを書いていこうと思います。




私が参加したのは

『日本化学会第101春季年会(2021)』

実は、去年の学会でも発表する予定でしたが、コロナで中止になってしまったんですよね、、。

データ上は発表したことになっているのですが、実際に人前で話すのは今回がはじめてでした。


さらに、例年なら毎晩飲み会して、他大学の学生との縁を深められるのですが、今年は残念ながらオンライン開催なので交流できませんでした。




私は「モリブデン錯体を用いた触媒的アンモニア合成反応におけるPNPピンサー配位子上の置換基効果」という内容で10分の発表をしました。

内訳は、

プレゼン:7分

質疑応答:2分

でした。


発表は正直、失敗しました、、、。


質疑応答に上手く返答することができなかったんです。

ここ1年で1番かというくらいへこみました。


どんな失敗をしたのかと言うと、自分の研究テーマを理解してないまま発表している学生かのような答え方をしてしまいました。


事前の練習で質疑応答の練習をしていたときに、「時間が2分しかないので、質問には簡潔に答え、余計なことは話さない」という指導をしていただきました。


その指導を受けて、『何を話さないかの判断が大事』だと自分に言い聞かせていました。


ところが当日、簡潔に答えようとするあまり、準備していた話すべきところを話さず、上っ面の返答をしてしまったわけです。


理解しているのに、自分の考えを伝えられず、とても悔しい思いをしました。


はじめての学会は、苦い思い出となりました。



次の発表の機会で質疑応答にしっかり答えるために、これからの行動が大切だと思います。発表後に、研究室の先輩から「質疑応答は慣れるしかない」と言われたように、場数を踏むことが一番の訓練になるのだと思います。そういう意味では、今回の失敗は良い経験になったし、さらに大事な発表で同じような失敗をしないように、日々の研究室内での研究発表から端的に本質的なポイントを答えることを意識して、質疑応答に慣れていこうと思います。


今回の学会での悔しさの分だけさらに研究して、数年後、今回の失敗を笑い話にできるように精進していきます!


 
 
 

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