自己紹介【化学編】
- Taichi Mitsumoto

- 2021年2月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年3月7日
このブログは「化学初心者のブログ」です。
私は現在、修士1年で化学の研究室に所属しているので、傍から見たら化学初心者ではないでしょう。
今日は、なぜ私が化学初心者なのか書いていこうと思います。
単刀直入に言うと、私が化学の勉強を始めたのは修士1年の春からです。
つまり、化学を学び始めてやっと1年といったところです。
学び始めるのが遅いのは、私の大学と学科の制度に理由があります。
私の大学は1年と2年の前期までリベラルアーツを学びます。
2年の夏休みに自分が専攻したい学部と学科の希望を提出し、それまでの成績順で所属が決定します。
当時の私は、「エネルギー」と「環境」に興味を持っていたので、工学部システム創成学のエネルギー&環境コースに進学しました。
そのコースではエネルギーと環境について様々な角度から学びました。
例えば、
・都市鉱山のリサイクル
・鉱山から資源開発する際のキャッシュフロー
・レアアース泥
・材料の破壊力学
など。
これらの授業の1つに私の研究室の教授が行う授業があり、研究ビジョンに興味を持って、研究室に配属希望しました。
私の研究室でやっていることをざっくり説明すると、「アンモニアを使ってエネルギー問題を解決する」という内容です。
詳しい内容は、今後別の機会に説明することにしましょう。
この研究室は私の学科で唯一の化学系研究室であり、私は4年生の6月からこの研究室での生活が始まりました。
配属当初は慣れない実験に取り組むことで精一杯であり、化学の勉強は自分の研究内容に関すること以外できませんでした。
修士に同じ研究室のまま進学し、実験にも慣れ、少しずつ化学の勉強を始めたというわけです。
一般的な化学系研究室に所属する学生であれば、大学進学時もしくは学科配属時から化学の勉強をがっつりするはずです。一方で私は、高校化学の知識と、リベラルアーツとして授業をとった「基礎科学」「熱力学」のみの知識から研究生活がスタートしたわけです。
圧倒的ハンデ!!!笑
ちなみに、高校化学と大学化学は全く違います。
大きな違いは、大学化学は電子の動きを事細かく追っていくことです。
この1年間は、実験と勉強を積み重ね、化学の研究者として大きく前進したと思える1年でした。
残り1ヶ月半もやりきって、来年度に良い状態で繋げていきたい!

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